はい空港編です。
今回の旅の手配はゆっくり進めることが出来ました。
正月には宿やレンタカーの手配済ませて、イベントの情報を検索。
そしてKissのライブを発見、購入。
しかしロサンゼルス、ニューオリンズ、メンフィス 、ニューヨークという場所も知らなかった土地の事は、もう何が何だか分からなくて、結果的には半端に広く、そして酷く薄い情報を手に出発する事になりました。
kissくらい大きなイベント以外は直前じゃないと情報が出てこない(1月くらい前?)という発見もあり、英語も頑張りたかった俺にはイベントを探す余裕もあまりなかったのでした。
勉強と言ってもアメリカのテレビドラマ「FRIENDS」を見てばかりでしたがw
あとは、オンライン英会話のネイティブキャンプ。
結果的にはここでやった「callan method」っていうのが一番効果があったと思っています。
オンライン先生とのやりとりはそのままアメリカで活かせました。
まだテキストの最後まで行ってませんが、アプリがあって、これを繰り返すだけでも無茶苦茶良かったです。
さて、もう脱線を始めましたが空港に行きましょう。
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成田空港に向かう電車を新しく作った楽天のマスターカードで購入。
これでカードの旅行保険も使える様になるようだ。
そして空港。
背中が痛いんですよ。
数日前から感じてた「ぎっくり」的なものがここに来て炸裂。
一度座ったら立ち上がれない位に痛い。
マズイ。
手荷物検査前にバンテリンを買って背中に。
このまま乗って、おりた時どうなってるだろう。
そして今、飛行機に乗っている。
この非日常感であるはずの海外への旅というものが、なんというか、意外に慣れまくっていて割と普通だ。
なんかこれ以外の事の方が日常ではない感じがする。
そりゃそうかって感じだ。
搭乗手続きは相変わらず緊張した。
前にまさみのパスポート番号を間違えてESTAとれてなかったからね。
でも、もう大丈夫。
アメリカンエアラインはサービスしっかりしてる。
まぁ画面はエミレーツに比べて映画とか選びにくいかな。
機内食も、まぁまぁ。
まぁまぁといっても、めちゃくちゃに十分。
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さて、メモは一度ここまでにして、
ここで今回の旅の重要人物である桐沢暁さんのことをお話しさせて下さい。
桐沢さんはロサンゼルスで14年間プロドラマーとして活動されている方で、リズムはアフリカから来たということを分かりやすく日本に向けて発信されている方です。
俺が今回の旅を決めたのは、ブラジルで聞いたサンバの素晴らしさをロックでも体験したかったからです。
だったらそれはアメリカだろうと決意。
そして俺にはもう一つ叶えたい事がありました。
それはリズムをドラムを練習する事から深めるには限界があるということを気づかせてくれた桐沢さんに会いたいというものでした。
出発の一月ほど前に意を決してコンタクトを取りました。
やった!レッスンをして頂けることに!!
さらに「一緒にご飯に行こう!」や「初日にアフリカンドラムレッスンに行くけど一緒にどう?」と誘ってもらえました。
幸せの絶頂でしたねこの時はw。
ところが、出発数日前からコロナでアジア人差別されるのでは?キャンセルした方が良いのでは?と、その事で頭が一杯になってしまい、何も準備を進める事が出来なくなりました。
英語聞くのも嫌なほどに、、
行くのはもうダメかもと思った俺は思い切って桐沢さんにメールで相談してみました。
返信を下さった桐沢さんのメールには、「差別を受けてみるといい」という言葉がありました。
俺にはこんな発想ができなかったし、こういう事を言える方は凄いと思うのです。
実は、ブラジルにシュノーケルが三人だけで行った時も、本当は倍の人数一緒に行けたのですが「絶対に三人だけで行った方がいい」と行ってくれた方々がいました。
俺はその人達のことを今でもずっと信頼しています。
そんな言葉に久しぶりに出会いました。
俺はある事柄に対して抽象度を上げるというか、思考の枠を極限まで広げたいと思ってまして、そのためにはコンフォートゾーンを出なきゃならないし、それがこの一人旅の目的でもあると思ってました。
そこにもドンピシャでした。
本当にこの言葉には後押しして頂きました。
桐沢さんからは「日本から本やCDを運んでもらえないだろうか」というお願いが事前にあり、桐沢さんの実家から届いていた重さ8キロほどもあるそれらの資料を無事に運べる事にもでホッとしました。(全く嫌な意味ではなく。)
しかし、桐沢さんはスケジュール的にアフリカンドラムに行けなくなったという事でした。
さて、ここでまた、存在を忘れかけていた空港に戻りたいと思いますw
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アフリカンドラムレッスンのWebを教えて頂いていたので、出国ギリギリの飛行機でメールを送る。
英語はあっているのかな。
返ってくるかな返事。
日本人だけど差別的な意味で行っていいのかな。
行って楽しめるかな。
それより何より、この背中で叩けるかな。
一人旅は嫌な事も一人で背負わないとだなって思う。
一緒に誰かいたら、いつか楽しい思い出に変わる。
でも一人旅で起こった事は、ハッキリいって人はあまり興味がない。
次の旅人が、他人の経験を活かしたいって場面では興味を持ってくれるかもしれないが。
だから、これから起こる事は全部俺だけの宝物だ。
きっと、これは内側にある熱意や想いも同じ事。
誰も興味はない。
でもとても価値がある事だ。
それを他の人にも価値を感じでもらうには?
好きを発信し続けるしかない。
そもそも興味ないんだから、嫌われるも何もない。
ただ、批判はある。
でもその少数の批判をする人のために、好きでいてくれる少数の人を無視する?
大部分は無関心か、批判だ。
批判すら来ないかも。
だから狙うんじゃない。
純粋に好きを発信するんだ。
今回の出発にあたって学んだ事は、
どうせやるなら、心配したって意味がないってこと。
コロナで行けるかどうか心配してどれだけ無駄な時間を過ごしたか。
まぁその分この出発が愛おしくもあるが。
あと、コロナって誰でもかかるじゃない?
そろそろ、地球みんな同じだって気がつけないものかねぇ。
中国人が最近マスクを日本に返してくれてるのは、一つ大きな話だと思う。
みんな同じだよ。
やっぱりみんな自分の得になるように、やりたいようにやりたい。
差別を作った方が得になるように、やりたいようにやれるってわけで、認知革命、そして農業革命以降は宗教も音楽も差別も無形の第3のモノとして作り上げられたんだなって、思う。
全然関係ないけど、俺にとって楽しいとか、自分ベースって意味ではレッスンが一番楽しいな。
バンドやライブはその上にあって、もうこの上なく最高なのだけど、その分すり減る。
だから日常というのとは違う。
ん、でも今まで気がつかなかったけど、今の俺がライブを日常にするとどうなるんだ?
興味出てきた。
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はいここまでが到着前のメモです。
それでは次にロサンゼルスの俺のメモに行きたいと思います!
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